このたび島の宝観光連盟サイトで各島の魅力をブログで発信することになりました!
九州の玄界灘に浮かぶ島、「壱岐」から島での過ごし方をご提案! メジャーなスポットから穴場情報、地元でしか得られない耳より情報などを発信していきたいと思います!
壱岐は博多から高速船で約1時間、長崎空港から飛行機で30分の位置にあります。
沖縄にも引けをとらない澄み切ったエメラルドグリーンの海に
ウニや新鮮な魚介類、壱岐牛などの豊富なグルメ。
島内には150以上の神社があり島全体がパワースポットとも言われています。
東西14km、南北17キロ、全国の離島で20番目の大きさで北海道の奥尻島と同じくらいと言われています。
ほとんどの観光スポットの移動は車で20分あれば到着可能です。2時間もあれば一周できてしまうコンパクトな島ですが、特筆すべきは、その長くて深い歴史にあります。
最先端都市だった「原の辻(はるのつじ)」
九州と朝鮮半島の中間地点に位置することから、昔からたくさんの人や物が海を渡って行き来していました。
3世紀に中国の三国志時代に書かれた「魏志」倭人伝にも「一支国」(いきこく)として登場。その書物に名がある30の国のうち、「一支国」は国の位置と王都の場所が特定されている国内で唯一の場所です。
島内には日本三大弥生遺跡のひとつ「原の辻遺跡(はるのつじいせき)」があり、古くから交易の拠点としても栄えていました。貿易都市「原の辻」では当時最先端のファッションや文化がいち早く入ってきていました。壱岐はまさに憧れの場所だったと考えられます。
国境の島としての役割を果たしてきた壱岐
また、島内には古墳がなんと280基も存在。6世紀後半から7世紀にかけて(聖徳太子~奈良時代前半頃)のものが多く、それらは海が見える場所に造られました。
こんな小さな島ですが、対外的には「古墳を造れるような豪族がたくさんいる島」として国防的にも抑止力の効果は十分にあったと考えられています。
中世以降も、歴史的に重要な出来事がたくさんありますがまた別の機会に少しづつご紹介していきますね。
今後ともよろしくお願いします。