島の宝観光連盟

五島列島 ほたる

【長崎県・五島列島】五島にほたるを見に行こう!

五島列島 ほたる

日本の初夏の風物詩として古くから親しまれてきた、ほたる。
昔は各地でよく目にしていた「ほたる」ですが、
都市部ではほとんど見なくなってしまったのではないでしょうか。
一度もみたことない!という方も多いのかも。

真っ暗な空間に無数のほたるが舞う幻想的な光景は、
非日常感あふれる島旅をより濃厚なものにしてくれます。

五島列島(岐宿) ほたる
©2019 Goto City.

五島にしかいない!!五島弁のほたる?!

夜空に淡く美しい光を灯してくれるほたる。
五島列島でも5月下旬から6月に見ごろを迎えます。

ほたるが光るのは仲間と交信をしているから。
光り方には地域ごとに違いがあり、人間でいうところの方言のようなものだそうです。

東日本のほたるの点滅は4秒に1回、西日本は2秒に1回、
その中間の地域では3秒に1回点滅することが報告されていますが、
近年、五島列島に生息するほたるが1秒に1回点滅することが確認され、
「五島列島型ゲンジボタル」として分類されました。

これらの明滅パターンとともに遺伝子も地域ごとに違うそうですが、
まだ解明されておらず、神秘のベールに包まれているそうです。

日本一早い五島列島型の発光は、
まさしく五島列島でしかみることのできない特別な光景です!

五島列島(久賀島) ほたる
【久賀島 ホタル橋】©2019 Goto City.

川にもほたる、山にもほたる

五島列島に生息するほたるは2種類。

流れが穏やかできれいな小川に生息するゲンジボタル(川のほたる)と
林ややぶの中など生涯を陸上ですごすヒメボタル(山のほたる)です。

五島列島・中通島の相河川は、
【川のほたる】と【森のほたる】を同時にたのしめるスポット。
右手にゲンジボタル、左手にヒメボタルと2種類のほたるの美しい乱舞をおたのしみいただけます。

【ほたるのふるさと相河川まつり】

日付:令和6年5月25日(土)〜6月9日(日)
開催場所:新上五島町相河郷(相河川上流)

期間中、イベント等は実施しませんが相河川のほたる鑑賞をお楽しみいただけるよう
観賞場所付近を整備し、駐車場を開放いたします。

詳細▶ https://shinkamigoto.nagasaki-tabinet.com/event/10381

五島列島 ほたる

ほたるの季節限定!
夕日鑑賞、ほたる観賞、星空観賞のスペシャルコースで日没から夜を堪能!

早めの夕食をすませ、まずは海に沈む夕日をみに出かけましょう!
5月下旬から6月頃の日没は19:30前後。
一般的に夕焼けが一番綺麗に見えるのは日没前後30分間

夕焼けに染まった空、地平線に沈む夕日、時間とともに変化する景色をじっくりと堪能してください。
うす暗くなってきたらほたるのみえるスポットへ。
ほたるの活動のピークは20時頃から21時頃。

幻想的な光と虫の音に心癒されたあとは、満点の星空を楽しみましょう!
星空を知り尽くしたガイドが案内する星空ナイトツアーもおすすめです。

リクライニングチェアにゆったりと座って、星々のきらめきを眺める贅沢なひとときをお過ごしいただけます。

▶星空ナイトツアー
・五島市:https://goto.nagasaki-tabinet.com/tour/80101
・新上五島町:https://shinkamigoto.nagasaki-tabinet.com/activity/10390

五島列島 ほたる

ほたる観賞のマナー

・蛍はとても繊細です。懐中電灯やカメラのフラッシュ、スマホ画面の光など人口の光が苦手なため、光らなくなってしまったり、弱ってしまうことがあります。
光を直接あてることは避け、車で行く場合は、離れた場所に車を停めて現地へは歩きましょう!

・採集は厳禁。ほたるは羽化して成虫になると10日前後で寿命を迎えてしまいます。
その間に交尾・産卵をしますので、触ったり捕まえようとしたりせず、観賞を楽しみましょう!
虫よけスプレーなどは事前に体にスプレーして、電子蚊取り線香などの強い香のものを持ち込まないようにしましょう!

▶五島の島たび ほたる特集
https://goto.nagasaki-tabinet.com/feature/hotaru
▶新上五島町なび ほたる特集/ほたる写真展
https://shinkamigoto.nagasaki-tabinet.com/feature/hotaru